当院には、30年前の開院時からずっと通って来られる患者さまがいらっしゃいます。中には高齢で通院できなくなり、こちらが訪問して治療している方もいらっしゃいます。一方、妊娠した女性がご自分の歯だけでなく、おなかの赤ちゃんの歯も気遣って来院されます。お子さまの乳歯から永久歯への生え変わりという重大な変化にも立ち会いますし、中高年になると奥歯が抜け始め、やがて入れ歯になってゆく…そんな変化にも立ち会います。
こうしてみると、町の歯科医院は地域の皆さまの“人生の伴走者”のように思えてきます。歯や歯肉が健康であれば自然に笑顔になれます。おいしく食べることもできます。ですから私は地域の皆さまの将来の健康のために、ときには厳しい治療を決断することもあります。口腔管理ができるか、できないかによって「人生の質」は大きく違ってくるからです。さあ、“おいしく、楽しく、元気に”を次の世代につないでゆくために、正しいお口のケアや食生活を習慣づけていきましょう。私たちが全力で、そのお手伝いをさせていただきます。